2016年10月29日土曜日

ボストンへのプチトリップ!(2) の巻

前回の投稿では、ボストンで開かれた模擬国連のカンファレンスについて紹介したので、今回の投稿はもっと楽しいことを書こうと思う。笑

ボストン滞在中、割と自由な時間があったので(というか、自由な時間を作り出したので笑)、①ハーバード大学、②クインシーマーケット、そして③ダウンタウンに行ってきました。


移動はぜんぶ地下鉄。不慣れなところで公共交通機関を使うのはいつもドキドキするが、東京のメトロシステムほど複雑なものはないので、ボストンには二日間もいればすぐに容易に電車に乗れるようになる。
地下鉄のラインは全部色で分けられており、街の中心に向かうものはInbound、外に向かうものはOutboundと呼ばれる。従って、どの電車に乗るか、を表現する際は、Orange Line, Inboundとか、Green Line, Outboundとか言う。そう、かなり簡単なのである。



と、いうことで、ボストン市内観光に出発しよう!

①ハーバード大学

まず、ホテルはOrange line のBack Bay、もしくはGreen line のArlingtonが最寄り。かなり便利な立地なのでどこへでも行きやすかった。

Harvard Square StationはRed line の上のほう(終点Alewifeより三駅市内寄り)なので、まずGreen line, InboundでPark Stまで行き、そこからRed line, Outbound to Alewifeでハーバードへ向かった。


でーん
大学名がそのまま駅名ってすごくない?!?!とか一瞬思ったのだが、日本にもいっぱいそういう駅あるなって思い出して冷静になった。

実は、UPennで同じく交換留学をしていたオーストラリア人学生のJeremyくんが、ハーバードでvisiting studentとして学んでおり、感動の再会を果たすのが一番の目的でした。

留学から二年経って、それぞれオーストラリアと日本に住む者同士がボストンで再会するって、なんだか不思議な感覚だけど、とても嬉しかった。



昼食をとったあと、Jeremyがハーバードの図書館に連れて行ってくれて、数時間勉強した(笑)
どこへ行っても課題に付きまとわれるっていう、ザ・アメリカの大学生ライフ、心からエンジョイしてるので皆さん心配しないでね。
それにしても綺麗なリーディングルームだった、、、






午後4時ごろ、Jeremyと別れて(すんごいさっぱりした別れでした笑)、私のボストンで一番お気に入りの場所、クインシーマーケットへ!

②クインシーマーケット
これは、昔の食肉加工場をフードコートに改築した建物で、ボストン名物のクラムチャウダーやロブスターから、フライドチキンやマッックアンドチーズなどのソウルフード、チャイニーズ、多種多様なデザートまで売っている。ここに来るのは3回目だが、やっぱり賑やかで、あったかくて、いいな~と思った。美味しい食べ物が集まるところは、自然と笑顔になるような雰囲気に包まれるんですね。

←クインシーマーケットの中
縦にながーい建物で、両脇にさまざまな食べ物屋さんが入っている。













名物のbread bowl clam chowder →

かなりどろっとしていて、しかも具沢山(ほぼジャガイモだけど笑)、おなか一杯になる。この日は夕方から結構涼しくなったので、体があったまって丁度良かったです。サンフランシスコにも同じようにパンをくりぬいてクラムチャウダーを入れた食べ物があるが、ボストンのとは違ってサワードウという、酸味のあるパンを使用している。









ロブスター食べたかったけど、高かった($30くらい)ので諦めました(笑)


③ダウンタウンエリア
翌日も時間があったので、ボストン観光!と思ったんだけど、授業のために本を一冊読み終わらなければならなかったので、アマースト大学の友人と共に、「せめておしゃれなカフェで勉強しよう(涙)」と話し合って、ダウンタウンエリアに繰り出した。
と、いうことで、行ったカフェのサラダ美味しかった、、、、なんで同じ生野菜の組み合わせなのに自分で作るのとこんなに差があるのか、、
ルッコラとベーコンビッツ(カリカリにしたベーコンのみじん切り)とゆで卵、ビネグレットドレッシング。これ食べにまたボストン戻りたい。笑。





そして、ちゃんとリーディングもしたよ。テーブルの色と相まってなんか可愛かったから撮ってみた。






ということで、やっぱおしゃれなカフェがいっぱいあるという点だけでも、都会っていいな~って思いました。東京にずっと住んでいて、当たり前のようにその利便性を享受していたけど、一回アマーストにすっこんでから再び都会に出て来て、改めて私のcity loveを確認しました。




余談なのだが、今回泊まったホテル40 Berkleyは、2014年11月にボストンキャリアフォーラムへ行った際に友人と宿泊したホテルだった。もちろん偶然なのだが、一日目にホテルに到着した瞬間二年前の思い出が一気にあふれ出て来て、懐かしく切ない気分になりました。





                               近づくとこんな感じ


2016年10月16日日曜日

ボストンへのプチトリップ!(1) の巻

最近忙しすぎてぜんぜん投稿をしていなかった、、、(いや忙しいというのは常に言い訳で、時間は作ろうと思えば作れるのだが、単にその気がなかった笑)


と、いうことで、今、模擬国連のカンファレンスのためにボストンにおります!
Bar MUN(Boston Area Model United Nations) という名前のこのカンファレンスは、ボストン大学の模擬国連サークルが、ボストン周辺にある大学を招いて毎年行っている。

会場は、Questrom School of Business ↓↓
ボストン大学のビジネススクールで、ボストン市内中心部にそびえる大きなビルヂングである。

アマーストからはPeter Panというバスを利用して来たのだが、ボストン市内に入ったときの言い様のない安心感といったら、、、!
ここに来るまで気付かなかったけど、東京生まれ東京育ちの私は、無意識にシティライフを恋しがってたのだと思う。笑。




さてさて、本題に戻ろう。
みなさんは模擬国連と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
本物の国連総会さながらの巨大なカンファレンスルーム。世界各国の名前が書かれたプレート。
びしっとスーツで決めた若者たちが、紛争や飢餓などのグローバルな危機について、割り当てられた国の視点から真剣に意見を戦わせる。



そう、こういうのとか、


こういうやつ!!!



しかしながら、今回私が参加したBarMUNは、国連総会ではなく、委員会を再現するカンファレンスである。国連における委員会とは、国連の無数にある下部組織の一部で、麻薬取り締まり、武器輸出、発展途上国における農業などなど、特定のトピックについて、より詳細で専門的な話し合い・取り決めが行われる場所である。

つまり、上の写真のように、各大学が「国を代表する」ということはなく、各生徒が、委員会に所属する「個人」をロールプレイすることになる。

BarMUNの委員会には、Modern Committees とHistorical Committeesの二つがある。前者が現在進行中の問題を取り扱うのに対し、後者は過去に存在した問題について話し合う。双方とも実在の問題・危機を取り扱い、かつ、生徒が演じる人物もノンフィクションだが、必ずしも国連の委員会として実在するわけではない。
後者の例として、The OSS 1944という委員会は、戦後に枢軸国側の科学者をどのように取り扱うべきかを話し合っていた、連合国側のインテリジェンスユニットを模したものである。従って、この委員会は、1944年に起きているという設定で進められる。この委員会はもちろん国連の組織ではなく、米国が中心になって設立された組織である(そもそもこの時、国連は存在しないしね!!!)


この説明だと「なんだかんだ言って面白そうじゃん!歴史ものの映画みたいだし」とか思うでしょう??私が割り当てられた委員会の話を聞いてほしい。

私が配属された委員会の名前はJCC Coastal Divides - Bad Boy Records vs. Death Row Records。私の第一印象は、「ん、、、??なぜレコード会社?しかも会社名どした??」
JCCとはJoint Crisis Committee(連帯危機委員会)の略なので、まあいいとしよう。Coastal Dividesとは、米国の西海岸と東海岸の対立を指す。それで、何が対立しているのかといえば、1990年代に米国のヒップホップ・ラップ業界で支配的だった、上記の二つのレコード会社なのである。NYのハーレムに拠点を置き、東海岸を代表するBad Boy Recordsに対するは、LAに拠点を置く西海岸代表のDeath Row Records ("death row"とは、死刑宣告され、執行待ちする犯罪者のリストのことである)。
二つのレコード会社は、それぞれの海岸を代表し、かつ全国展開を望んだために、もともともライバル関係にあったが、お互いを誹謗中傷するような歌詞のある曲をリリースしたり、それぞれのファンが相手方のファンに暴力行為を働くなど、対立を深めていった。1990年代半ばには、双方の創立者(B.I.GとTupac)が何者かに暗殺されるまでに争いは激化する。

この委員会は、この対立が激化する直前の1993年に起きているという設定で進行する。委員会が設立された(表向きの)理由は、「両会社間の対立を緩和し、米国におけるヒップホップの評価や価値を協働して高めて行けるようにしよう」というものだが、各会社は自分たちの利益を最優先するし、同じ会社内でも色んな利害が錯綜するので、そんな穏健な結末はなかなか実現しそうにない。

生徒たちが割り当てられる役は、実際のヒップホップアーティスト(私が聞いたことあったのはSnoop Dog とLauren Hillだけ)や、会社付きの代理人、税理士など。
私の役は、Death Row Recordsのスカウトマンだった。笑。普段こういう音楽聴かないから、Youtubeで委員会に参加するアーティストの曲を検索しまくって勉強しました。




まあとりあえず一生懸命説明してはみたけど、よくわからないでしょう?私もよくわからない。未だに笑

とりあえず実際の国連ではこんなトピック絶対に取り扱わないし、私が模擬国連に入ってわざわざボストンまで来て何時間も話し合いたかったトピックではない、ということだけ伝わればうれしいです。



(←全ての委員会が終了した直後のロビー。)


まあ何はともあれ、委員会には参加したんだけど、一番面白いのは、各生徒が口角泡飛ばしながら「ヒップホップの精神は!!」とか語ってる割には、委員会メンバーに黒人の生徒が一人もいない、という事実。つまり、この音楽ジャンルがそもそも生まれてきたルーツを、身を以て理解している人が誰もいなかった。
白人からの抑圧(警官による黒人に対する無差別暴力など)への反動として生まれたという起源のために、ある程度の暴力性を潜在させるこのジャンルは、その抑圧を今も感じながら生きているマイノリティの声があって初めて議論の対象になるんじゃないかな、、、とか思ったのだけど。

正直に言えば、この委員会に参加することの意味を見いだせなかったので、嫌みっぽいことを考えていただけかもしれない。笑。



まあ総じてボストン滞在は楽しかったので、それについは回を改めて投稿したいと思います。





ホテルへ帰る電車の中で。窓に映るは、疲れ果てた筆者とその仲間たち。




2016年10月3日月曜日

最近覚えたスラング、ネット用語(2) の巻

スラング紹介その弐。完全にブログ書いているのが完全にprocrastination(サボり、、、?いい訳がない笑)になっている今日この頃。安心してください、ちゃんと勉強もしてますよ。1日10時間図書館にいるとか、最近ザラなので(涙)。


はい、というわけで。
Advanced Level: 1~4は話し言葉でも使うが、5以降のアルファベットのものはtextingで使われる省略形で、話し言葉で使うことはほぼないです。

1. tipsy
ex. I got a bit tipsy last night.

2. pass out
ex. There was a huge guy passed out in front of my dorm.

3. swamped
ex. I'm so swamped with lots of work....

4. pain in the ass
ex. That procedure sounds like a pain in the ass.

5. JK
ex. I got hit by a car. jk.


6. IDK
ex. idk if you heard about this, but they broke up.

7. FYI
ex. FYI, the bus departs every 30 minutes.

.8. ETA
ex. tell me your eta.

9. JW
ex.  what are you doing now? jw.

10. TBH
ex. tbh, I know nothing about this shit.


答え 
1. ほろ酔い状態のこと。drunk(酔っ払い)ではないけど、お酒が入ってふわふわしてる感じ。一番たのしい状態ですね。

2. これはぜんぜん楽しくない。酔っぱらって意識を失うことをpass outと言う。使用例は、「私の寮の前で、でっかい男が酔いつぶれてた」という風になる。
アマーストでも毎週末(木曜の夜~土曜の夜)パーティがどこかの寮で行われていて、大音量の音楽と酔っ払いの雄叫びが聞こえる。楽しそうなのは結構だけど、自力で自分の部屋に辿りつけるくらいには酒量コントロールしようね☆

3. swampは、もともと(部屋などが)水浸しになる、という意味と、(手紙・仕事などが)どっと押し寄せるという意味があって、使用例は後者の意味で使われている。つまり、「宿題が多すぎていっぱいいっぱいだ」という訳になる。これは、"what's up?" "just swamped with work"という通りすがりの3秒会話でよく聞かれる。

4. 文字通りの意味だと「ケツの痛み」という風になるが、うっとうしいこと、面倒くさいことを指して使われる。日本語だと「だるい」みたいな感じ。使用例は「なんか手続きがだるそうだね」という感じ。

5. Just kiddingの略。使用例は「今日車がぶつかってきた。うそぴょん。」という感じ。どうでもいい嘘ついてるんじゃねえよ、データの無駄遣いだよ、というような内容によく使われる。

6. I don't knowの略。使用例は「聞いたかどうか知らないけど、彼ら別れたんだよ」という感じ。話し言葉では「アイ・ディー・ケー」とは言わず、ふつうに「アイドンノー」と言います。

7. これはフェイスブックのイベントページやメールなどで多用されてて、なるほど!と思ったのだが、For your informationの略である。日本語だと、「一応言っておくと」とか「知っておいてほしいんだけど」という感じ。使用例は「一応伝えておくと、バスは30分ごとに来るよ」という意味。これは話し言葉でも「エフ・ワイ・アイ」と言って使います。

8. これも、にゃるほどね!って思ったのだが、estimated time of arrivalの略である。使用例は「大体何時くらいに着くか教えて~」という意味。ETAを使わずにこれを言おうとすると、"Can you tell me around what time you'll arrive?"とか"Do you know how long it'll take you to get there?"とか、まあまあ長い文章になるので、"what's your eta?"と短く聞けるのは、特にスマホでテキストを打つ時は便利である。

9. これは、Just wonderingの略。「ちょっと気になっただけ」とか「いや、特に意味はないんだけど」という訳になる。使用例は、テキストで「ねえ、今何してるの??別に用事はないんだけど」という感じ。でも、日本語と一緒で、特に意味もなく何してるか聞いたりはしないもので、大体なにかしらの意図があるのを隠すために、"jw"と取ってつけたように付け加えている場合も多い。使用例だったら、例えばすごい面倒くさい頼み事をしようとしている、とか、あわよくばデートに誘いたいと思っている、とか笑

10. To be honestの略。「正直言って」「実際」みたいな感じ。使用例は、「ぶっちゃけ私これについて何も知らないんだよね」という意味。ちなみに、shitはthingとほぼ同義で使われる。確かにあまり美しい言葉ではないが、トランプのジョーカーのようにオールマイティーに使えるので便利だ。
"I really need to get this shit done"(まじでこの宿題終わらせないとやばい)とか、
"He has his shit together"(彼は考えがしっかりまとまってる)とか、
"i don't give a shit about this guy"(この男のことなんかもう気にしてない)とか、
"shit!!!!!"(くそっ!!!!)とか。
shitを使いこなせるのはかなりの上級者なので、読者のみなさんはとりあえずTBHを覚えてください笑



スラングをさらっと会話で使えるようになると、メリケン感が増して気分がいいので、今後も頑張って習得していこうと思っている。読者のみなさんの中で、「こんなスラング知ってる!」とか「この言い回し知っておくと便利!」というようなのがあれば、どんどんコメントしてください~



南スーダンの内戦に対する政治的・軍事的介入と、人道的介入に関するペーパーを書かなければいけないんだが、アフリカ人の名前を覚えられなくて毎回「この人誰だっけ」ってなるから全然前に進まない。

2016年10月1日土曜日

最近覚えたスラング、ネット用語 の巻


留学することのいいところは、日常的に同世代の人々が使っている言葉を覚えられることだ。特に、texting(スマホなどのメッセージ、メール)から学ぶスラングがとても多い。
楽しいからクイズ形式で紹介します。使用例から意味を推測してね☆


Introductory Level: まずはベーシックなものから。これらは、前回の留学で学んだものを含む。
(Advanced Levelは次回の投稿で)


1. OMG
ex. OMG, your dress is so pretty!!

2. ASAP
ex. Can you respond my email ASAP?

3. Yaaaasssss!!
ex. I'm turning 21 in three days yaaaaassssss!!!

4. LOL/LMAO
ex. I was stuck in the library all day lol

5. srsly
ex. You're done with your work? srsly??

6. fu*k up
ex. I really fucked up the quiz.

7. nailed it
ex. Your performance was amazing! You nailed it!

8. sick
ex. Bro, you've got sick dance moves


答え
1. Oh My God を文字化したもの。しゃべるときは大体「オマガッ」と発音される。本来は、何か重大なことが起きたときに「どうしよう!!」とか「困った!!」とかいう意味で使われるべきなんだが、日常的には、使用例のような割とどうでもいいことに対してオマガッと言うことの方が多い。使用例は、「やば!今日のドレスまじでかわいいね!」

2. As Soon As Possibleの略。「できるだけ早く」という意味で、これは話し言葉でも「エイサップ」と発音され、使用される。使用例は、「なるべく早く返信もらえますか」。

3. 「いぇーい!!」という喜びの叫び。a と sの数は適当だが、喜び度が高ければ高いほど増える傾向がある。話し言葉でも、yes(イェス)と区別され、「いやあああああああああす!」と発音される。使用例は「あと3日で21歳だ、わーーーーーーーい!!!」(アメリカは飲酒・喫煙が合法になるのが21歳なので、21歳の誕生日は結構大きいイベント。)

4. Laughing Out Loud/Laughing My Ass Off の略。話し言葉ではほとんど使われないが、たまに使う人もいる。文字通り「大笑い」を表し、日本語の(笑)と同様に文の最後に使われる。ただ、アメリカにはsarcasm(皮肉)という文化があり、使用例のように本来ぜんぜん笑えない状況(「一日中図書館で勉強してたわ笑」)にLOLを使うこともある。LMAOは「マジうけんだけどwww」レベルの面白さの時に使う。

5. "Seriously"の省略形。ガチで、マジで、の意味。使用例は、「え、もう宿題終わったの?マジで??」となる。"I srsly need your help now"(今本当にあなたの助けが必要)というように、あまりアホっぽくない使い方もある。

6. 「失敗する」の意味。日本語だと「しくった、ミスった」に近いと思う。使用例は、「小テスト、完全にしくった」となる。ちなみに、こちらではtest, exam, quizの使い分けが結構絶妙で、testは日本で使用されるような(勉強の)「試験」ではなく、どちらかというとblood testのような「検査」を意味する場合が多い。examは、定期試験や入試のような大きな試験を指し、quizは授業にで行われる小テストや確認テストなどを指す。

7. 文字通りの意味は「釘を打つ」だが、ここでは何かがばっちり決まったとき、成功したときに使う。「すごいね!」「うまくいったね!」という感じ。使用例は、「君のパフォーマンス最高だったよ!バッチリだったね!」となる。ただ、sarcasticな用法もあって"I nailed the exam"と言われたときは「バッチリうまく行った」なのか「全然問題が解けなかった」なのか、文脈や話し方から推測する必要がある。

8. 風邪をひいてるわけではない。「イケてる」とか「かっこいい」という意味で使われる。もともとはイギリスのスラングだと思うが(少なくともUPennでは、イギリス人しか使ってなかった)、アマーストでは割とみんな使っている。"cool"とほぼ同じ用法。使用例は、「お前のダンス、マジでイカすな」の意味。




英語を授業内でしか使って来なかった身としては、学術的な用語はわかってもこういうスラングを知らない、ということが多々あるので、英語圏で暮らして毎日新たなボキャブラリーが増えていくのは楽しいことである。最近は変なプライドもなくなって、知らないスラングが出てきたときは開き直って「それどういう意味?」と聞けるようになったし、周りの人も「なんでこれを知らないんだよ笑」と軽くネタにしつつ教えてくれる。良い傾向だ。

アマーストに来てから学んだスラング・ネット用語が他にもあるので、次回の投稿をお楽しみに。