2017年6月23日金曜日

AUBキャンパスがすごくきれい! の巻

レバノンって砂漠地帯だと思ってらっしゃる方も多いかと思いますが、実は地中海に面しており、いわゆる地中海性気候と聞いて思い浮かべるギリシャやシチリアと似たような気候なのです。なので、特に海岸沿いにあるベイルートは海風が気持ちいいし、緑もかなり多い!私が現在語学留学中のAmerican University of Beirutもそのように美しい自然に恵まれています。

キャンパス内はとても坂が多く、どこに行くにも急な坂か階段を上り下りしなくてはならないのが難点ですが、坂の上からはとても美しい景色が臨めます。例えばこれ。

ジムとフィールドが海の真ん前!(フィールドの左に建っている黄色っぽい建物がスポーツセンターです)。そして斜面には色鮮やかな花が咲き乱れています。花のピンク、草木の緑、そして海の空の青が一枚に収まったこの写真は、かなりお気に入りです。


そして、キャンパスを一歩出れば、目の前に広がる地中海。湾の対岸の丘に、隙間なく建っている建物も、日本にはなかなか無い風景で素敵です。以前訪れた隣国イスラエルとパレスチナを彷彿させます。
写真の左下に写っている赤い浮具の列ですが、その内側がなんとAUBのプライベートビーチです。まだ行ってはいませんが、せっかくお金を払ったので(ジム代と併せて$85くらいだったかな)、近々行ってみたいと思います。

そして、AUBキャンパスで美しいのは自然だけではありません。建造物にも荘厳な雰囲気を醸し出しているものがいっぱい。今回は正門(メインゲート)をご紹介。
左の写真は門を内側から撮影したもの。夜になるとこうしてライトアップされます。
ちなみに夏のベイルートは日が長く、20時半ごろに完全に暗くなります。

そして、下の写真が正門を前から見た図です。AUBは1866年にダニエル・ブリスという宣教師によって設立されましたが、この門はそのかなり後、1901年に建てられました。ちなみに、ブリスはアマースト大学の卒業生なんですよ(!)で、余談なのですが、この夏日本に一時帰国する直前に、アマースト大学の大同窓会で、1883年卒のクラスの専属バーテンダーとしてアルバイトしていたのですが、そこで「夏はベイルートのAUBっていう大学でアラビア語勉強するんですよ」と飲み物を待っていたおじさんに話したら、なんとその人、ブリスのひ孫(ひひ孫?とりあえず親戚)でした。すごい偶然でびっくりしたし、家族代々アマーストなんだなぁと感心もしました(笑)

AUBのキャンパスは、ベイルートを訪れる観光客に人気のスポットです。皆さんも、もしレバノンに旅行することがあればぜひ立ち寄ってみてください!

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