夏休みは、アマーストでの一年目を振り返って咀嚼する時間もあり、新しい経験もするので、ぜひ活発にブログを更新したい、、、!
と、いうことで、この夏、私はベイルート(レバノンの首都)にあるAmerican University of Beirutにおける、6週間のアラビア語集中講座に参加します。(プログラム詳細はこちら)。
レバノンは、シリアとイスラエル、そして地中海に囲まれた小さな中東の国です。アラブ諸国の中ではキリスト教徒が多い国で(約40%)、大統領、首相、国民議会議長のポストを三宗派(キリスト教徒、イスラム教スンナ派、イスラム教シーア派)で分割することは不文法となっていることで有名です(比較政治を勉強している人の中では笑)。
青く塗られた小さな国がレバノン。ベイルートは地中海に面しています。 |
首都ベイルートは、中東のパリとの異名を持つほど、発展した綺麗な街で、西欧人のリゾート地として、イスラエルの首都テルアビブと共に人気を博しています。
ベイルートの街 |
私が参加するプログラムがどのようなスケジュールで授業(修行?)を行うかはまだ分からないのですが、初日に行われる習熟度確認試験のスコアによってクラスを振り分けられ、6週間で1学期分の教材をこなします。私はアマーストで1年間アラビア語を学んだので、ビギナーかその一つ上のクラスかな~と予想しています。
アマースト大学は、このプログラムに毎年二人の生徒を奨学生として送っており、私も正月休み中にせっせと書いた志望動機書が認められ、今年の奨学生に選ばれた次第です。学費、寮費、航空券代、食費など、全部で$9,000~10,000ほどかかりますが、そのうちアマーストの卒業生が立ち上げた財団により、$7,000がカバーされるので、自己負担は航空券の値段によって20~30万円ほど。奨学金が頂けるのはありがたいなあと思いつつも、やはり教育を受けるのはお金がかかる、と痛感しました。
2017年6月9日現在、サウジアラビアをはじめ6か国がカタールと国交断絶を行うなど、中東情勢は混迷を極めていますが、せっかく得た機会なのでしっかり勉強してきたいと思っています。現地に着いてからは、ベイルートの街や留学先大学の雰囲気、プログラムの様子をご報告したいと思いますので、お楽しみに。
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