2017年6月20日火曜日

ベイルートに到着! の巻

東京での3週間はあっという間に過ぎ、いよいよアラビア語の語学研修のためにレバノンのベイルートへと旅立つ日がやって来ました。久々の帰国に合わせて、美味しいご飯をたくさん作ってくれた母や、忙しい間をぬって会ってくれた友人たちに感謝です。

さて、東京からベイルートへの行き方ですが、羽田出発、カタールのドーハで乗り継ぎ、ベイルートへ、というルートでした。羽田からドーハへは約11時間、そしてドーハからベイルートへは約4時間かかりました。

いや、ドーハのハマド国際空港の大きさ、美しさたるや、、、まるで近未来に来たかのような雰囲気。横長の空港の真ん中にはスケルトンの電車が突っ走り、免税店もかなり贅沢にスペースを取ったつくり。そして、飛び立った機内から眺める、海上に浮かぶ高級リゾートもまた呆気に取られる大きさ。
写真に写っているのは、ほんの一部です。一翼、と言うべきなのかな?機会とお金があればぜひとも上陸してみたい、、、


対して、最終目的地ベイルートのラフィク・ハリリ国際空港は、古めで暗めな感じ(笑)ドーハ空港を見たあとだとどうしても迫力に欠ける感じは否めませんでした。しかし、心配だった入国審査も、ラゲージクレイムもさっさと終わり(トランジットがあると、いつも荷物を失くされないか不安になります←失礼)、飛行機を降りてから20分ほどでAUBが手配してくれたタクシーに乗っていました。

このタクシーサービス本当にありがたかった、、、。街中のタクシーはけっこうぼったくるみたいで、特にローカル事情も言語も分からない観光客は足元を見られてかなり高額を要求されるそう。いくらアラビア語の授業で「こんにちは、どこまで?」「こんにちは、まずはメーターを作動してください」っていうタクシードライバー&タクシー客のRPGをやったっていっても、実際どこまで役立つのか、、、(はい、実際にこのロールプレイはかなり反復させられました。よっぽど重要なんですね。)

というわけで、空港から約20分ほどでAUBのキャンパスに。空港近くの道路沿いには、かなり古くて今にも壊れそうな建物が多く、スラム街のような雰囲気。ベイルートって発展した大都市って聞いてたけど実はそうでもないのかな?と思っていたら、一つトンネルを抜けた瞬間、とても美しい石造りの建物や、近未来的デザインのビルが立ち並ぶ風景が広がっていました。海もとても近くに見えて、「あー、これが写真で見たリゾート地だ」と。しかし同時に、これだけ極貧の(ように見える)地区と、高級リゾート地が近距離に共存しているあたりが、以前訪ねたバンコクやニューデリーのような、急速に発展した都市との共通点だなあとも思いました。


AUBのキャンパスも、その高級なほうにありました。今回、8月10日までお世話になる寮は、New Women's Dormという女子寮。アマースト大学では性別で寮を分けることはないので新鮮だなと思いつつ、受付のおばさまに鍵をもらい、部屋へ。部屋の広さや造りは質素な感じだけど、まあまあ清潔だし、窓も大きいからよいかな!ベッドルームを二人でシェアするはずですが、ルームメイトはまだ到着していません。バス、トイレは4人で共有です。

プログラム初日は明後日の21日。明日は、東京にいる間全くしていなかったアラビア語の復習や、食料の買い物などしようかな。米ドルをレバノンポンドにも替えなきゃ!一番不安だったトラベルの部分が終わって、急にわくわくして来ました。

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