2016年9月19日月曜日

アカペラグループの紹介!! の巻

前回の投稿で宣言した通り、アマースト大学のアカペラグループを紹介する。
アカペラグループは全部で6つ。
男子学生のみの①Zumbyes(ズンバイズ) と②Route 9(ルート・ナイン)、女子学生のみの③Bluestockings (ブルーストッキングス)と ④Sabrinas、そして男女混合の⑤TIと⑥The DQである。

9月11日、新入生向けに、全アカペラグループ合同のショーケース(発表会)が行われた。
各グループ3曲ずつ発表し、それを見て興味を持った生徒は、ショーケース直後にオーディションのサインアップ(申し込み)をする。

どのグループも、オーディションは二段階で行われる。

まず、一次審査では、グループメンバー全員がいる部屋に一人ずつ呼ばれ、発声練習と称して音域を試される。ただ、音域がせまいからと言って落とされるわけではない。それよりも、もしグループに加わったとしたらどのパート(ソプラノ、アルト、テナー、バスなど)になるかを確認している。どのアカペラグループも、基本的に欠員を補充するかたちでのリクルートなので、既にソプラノメンバーが足りているところに、さらに新しいソプラノを採用する、ということはしないのである。それを考えると、二つ以上のパートを歌える広い音域があれば、有利といえば有利である。
二個目の審査項目は、ピアノで弾いた4~8つくらいの音から成るメロディを復唱する。大体4、5パターンやるのだが、気持ち悪い音が混ざってくるので難しい。
そして、最後の審査項目は、自分が用意してきた曲の一番だけを歌う。もちろんアカペラである。この審査項目では、いわゆる歌唱力を見られる。カラオケの音がなくてもテンポや調をキープできるか、声質はどうか、などなど。

一次審査を勝ち抜くと、コールバックと呼ばれる二次審査が待っている。
ここでは、一人ずつではなく、他のオーディショニーと一緒に行う。一次審査の音域検査に従ってパートに分けられ、実際にそのグループが過去にやった曲を習う。そして、最後は、グループメンバーの中にオーディショニ―一人だけが入って歌う。音やリズムがずれれば即ばれるので緊張は大きい。

ここまで来ると、もはや審査結果などどうでもよくなって、「やっと終わった~」感が大きい(個人談)。倍率は大体7~9倍くらいだろうか。オーディションの結果誰もとらない、というグループもある。



以下に各グループの特色を紹介し、Youtubeにビデオがあるものはリンクを添付した。


①Zumbyes
男子のみのアカペラグループの一つ。スキット(短い劇)やダンスを取り入れた、ややウケ狙いのパフォーマンスをかなり真面目にやる。なぜか、一人だけバナナの着ぐるみを着たメンバーがいる。昔からの伝統らしい。

https://www.youtube.com/watch?v=5eyzz_HKiPA


②Route 9
男子のみのアカペラグループの二個目。ビジュアルの偏差値が高め。Zumbyesに比べ、最新のポップソングを演奏する傾向。

https://www.youtube.com/watch?v=OIDIQthaEqw


③Blustockings
女子のみのアカペラグループの一つ。R&B、ソウル系のブラックな音楽を中心に演奏する。誰がソロをやってもすごく上手、という粒ぞろいのグループだ。バックコーラスの統一感というか、溶け込み感もかなり高クオリティ。

https://www.youtube.com/watch?v=3CNqNHZPvXY


④Sabrina's
Bluestockingsに比べると、ポップなかわいい曲を中心に演奏するイメージ。最近はそうでもないが、白人の子がメンバーに占める割合が大きい。

https://www.youtube.com/watch?v=yGpWWA75bfE


⑤TI
ラテン語で「世を照らす人であれ」を意味し、かつアマースト大学のスクールモットーである、Terras Irradientの略。男女混合のクリスチャンのグループで、讃美歌、ゴスペル、ワーシップソングなど、キリスト教関係の曲を演奏する。
ビデオなかった、、、、


⑥The DQ
DQはDouble Quartetの略。8人で始まったグループだかららしい。男女混合でポップスを中心に演奏するが、毎回のコンサートで何かしらメドレーをするのが恒例。白いジャケットがトレードマーク。
そして、そして、私がオーディションを経て入ったグループでもある!!!もうすでに大好き!!

https://www.youtube.com/watch?v=NrSOhz1kCEs



デビューステージは11月らしい。今から楽しみで仕方ない!

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