履修登録した授業以外にも、興味のある授業や、取るかどうか迷っている授業に出席して、最終的な履修計画を決めるプロセスのことである。大抵、授業開始日から10日ほどで最終的なレジ(registration = 授業登録)をしなければいけないが、この期間をcourse shopping periodもしくはadd/drop periodと呼ぶ(addは、もともと登録していなかった授業を後から追加すること、dropはもともと登録していた授業をキャンセルすること)。
ということで、私もいくつか興味のある授業に参加して、今学期とる授業を決めました!
一つ一つの授業の説明はまた追い追いするとして、なんでその授業を取ることにしたかを簡単に書きます。
①First-Year Arabic (初級アラビア語)
まず、第一に中東政治を学ぶ身として、言語を知らないと、現地メディアや一次資料へのアクセスしたり、現地の人々と交流したり出来ないから。第二に、イスラームの思想・哲学を学ぶにあたり、コーランをアラビア語で読めたら大変役立つし、思想と言語は切り離せないので、イスラーム特有の思考様式(そのようなものが存在すれば)を理解するのにも役立つから。第三に、右から左に文字を書けたらかっこいいから。
②First-Year Seminar for Transfers: Education for Whom and What for? (新編入生向けゼミ:誰のための、何のための教育か)
これは、新入生全員に割り当てられているゼミの一つで、我々編入生にもこれが自動的に登録されていた。履修から外そうと思えば出来るのだが、残そうと思ったのは、第一に、「書く力」を伸ばすため。今後、ペーパーを満足できる英語で書くだけの能力を身につけたい。第二に、二度目の大学生生活を送るチャンスだけでなく、それを奨学金で賄ってもらっている身として、自分が教育を受けるということは、一体どのような意味を持つのか、どのようなこと・人に対して責任を負うのか、今一度考える必要があると思ったからである。
③Ancient Political Thoughts (古代政治思想)
政治科学専攻分野の授業。第一に、古代政治哲学の知識が不足しているのがずっと気がかりだったから。古代ローマと古代ギリシャの哲学者たちの言葉は、面白いことに決して時代遅れではなく、現在と未来の政治を考える上で重要な示唆を与えてくれる。第二に、この授業を担当する教授の評判が高かったから。私の彼に対する第一印象は「変わり者」だったが、教授をよく知る生徒の評価も「変わり者」なので、本当に変わった方なんですね。きっと。
④Intervention to Africa (アフリカへの介入)
人道的介入から軍事介入まで、国連や先進国のアフリカへの介入の実績(というか失敗)を、批判的に考察する。そして、一学期かけて、アフリカ大陸に実在する危機(エイズ問題、飢餓、武力衝突、人権侵害etc.)に対して、自分なりの介入計画を作成する。理論ゴリゴリの③に比べて、実際的・経験的な授業だと思う。
結構センスのいいセレクションだと思う。勉強、頑張ります。
人道的介入から軍事介入まで、国連や先進国のアフリカへの介入の実績(というか失敗)を、批判的に考察する。そして、一学期かけて、アフリカ大陸に実在する危機(エイズ問題、飢餓、武力衝突、人権侵害etc.)に対して、自分なりの介入計画を作成する。理論ゴリゴリの③に比べて、実際的・経験的な授業だと思う。
結構センスのいいセレクションだと思う。勉強、頑張ります。
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